はじめに
信用買残が急増中!?その株、みんな買ってるだけかも…。
最近、SNSや掲示板で話題になっている“あの銘柄”、気になっていませんか?
「みんな買ってるから自分も…」そんな気持ちでエントリーを考えているあなた。
ちょっと待ってください!!
実は信用買残が急増している銘柄ほど、個人投資家がやられるリスクが高いという事実をご存じでしょうか?
一見「人気の証」にも思える信用買残の増加。でも、その裏には機関投資家の思惑や売り仕掛けが潜んでいるケースも少なくありません。
特に、
- 「下がったからそろそろ上がるはず」と反発狙いでエントリー
- 「信用倍率が高い=安心」と思い込む
このような行動が、逆に損失を広げてしまう落とし穴になっていることがあるんです。
でも安心してください。
この記事では、信用買残の基礎から、危険な局面・買ってはいけないタイミング・機関の狙い方・安全な買い時まで、
初心者でもわかりやすく徹底解説していきます。
特に、「自分の買いが機関投資家のエサになっていた…」なんてことは絶対に避けたいですよね。
この記事を読むことで、今後の売買判断に“本当の武器”が手に入ります。
それでは、まずは「信用買残とは何か?」から見ていきましょう。
記事紹介
・投資を始めたいけどなにから手を付けたらいいの?そんな方はこちらの記事をチェック!!
・「東証における株式の取引時間は何時から何時まで?」や「よく聞くPTSって何?夜間取引って何?」といった疑問を解決したい方はこちらの記事をチェック!!
・株価チャートについて知りたい方(初心者が覚えておくべきチャートの要点)はこちらの記事をチェック!!
・信用取引や信用買い、空売り、信用売りという言葉や概念について知りたい、もしくはわからないという方はこちらの記事をチェック!!
信用買残とは?
信用買残の定義
「信用買残(しんようかいざん)」とは、投資家が証券会社からお金を借りて株を買っている状態(信用取引)で、まだ売られていない株数の合計のことです。
つまり、「信用取引で買って、そのまま保有している人がどれだけいるか?」を表す指標です。
これが多いということは、それだけ「買いポジションで市場に残っている人が多い」ということになります。
たとえば、信用買残が100万株あるということは、信用取引で買われた100万株がまだ決済(売却)されずに残っているということです。
信用取引が何のことかわからない!信用取引のルールや基礎を知りたい!という方はこちらの記事をチェック!
信用買残が増えることの意味とは?
信用買残が増えるということは、それだけ**“これから株価が上がる”と考えている投資家が多い**ということでもあります。
一見ポジティブなことのように見えますが、実はここに落とし穴があるのです。
なぜなら…
- 多くの人が買いポジションを持っている=売られやすい状況が作られている
- 上昇するには新たな買い手が必要だが、すでに多くが買っていると買い手がいなくなる
- 含み損を抱えた投資家が「耐えきれずに売る」=売り圧力になる
というように、信用買残の増加は需給悪化のサインとなる場合があるのです。
信用買残が多い=リスクが高まる
特に、株価が下落し始めたときに信用買残が多いと、投げ売り(ロスカット)が連鎖して一気に株価が崩れるケースもあります。
また、信用取引には“6ヶ月以内に反対売買して返済する”という期限があるため、長期で耐えることもできません。
その結果、信用買残が多い株というのは、
「一見人気に見えるけど、実は地雷を抱えている爆弾のような状態」
になっていることがあるのです。
では、どんな場面でこの「危険な信用買い」が増えてしまうのか?
次のセクションで詳しく解説します。
危険!こんな場面で株を買ってしまった、または買おうとしていませんか?
「下がったから買い」は危険信号かも…
あなたはこんな経験ありませんか?
- 急落した株を「そろそろ反発するだろう」と思って買ってしまった
- テクニカルで言う「支持線付近」で反発を期待してエントリーした
- みんなが買ってるから、自分もチャンスに思えてきた
こうした場面、実は信用買残が急増する典型パターンなんです。
支持線付近の「希望買い」が、むしろ売りの餌に
支持線が何かわからない!または活用方法を知りたい!チャートなどのテクニカル分析について勉強したい!という方はこちらの記事をチェック!
株価が急落したあと、テクニカルで言う“支持線”に近づくと、
「このあたりで反発するだろう」と買いが入りやすくなります。
特に個人投資家の多くは「過去に反発した水準=安全」と思い込んで信用買いに走る傾向があります。
ですが――
それこそが、機関投資家の売り仕掛けのタイミング。
彼らは、
- 個人の買いが膨らんだ銘柄を監視し、
- 含み損を抱えた信用買いポジションを一気に投げさせるために、
- わざと下にブレイクさせて狼狽売りを誘う
という戦術を取ってきます。
結果として、「支持線だと思って買ったのに、そこを割ってズルズル下落…」なんてことになるわけです。
下降トレンドで信用買残が減らないと危ない
本来、下降トレンドでは信用買残は減っていくのが自然です。
しかし、下がっているにもかかわらず信用買残があまり減らない、むしろ増えている場合、非常に危険なサイン。
この状況はつまり、
- 個人が「いつか戻る」と希望的観測でナンピン(買い増し)をしている
- 含み損を抱えたままポジションを放置している
という状態。
そこに機関投資家がさらに空売りを重ねてくると…
「売りが売りを呼び、個人が投げ売り → 株価が急落 → 信用買残が増えた銘柄がさらに苦しむ」
という負の連鎖が発生してしまいます。
このように、信用買残の増加が意味するのは“みんなが買っている”ではなく、“みんなが捕まっている”可能性です。
だからこそ、次のセクションで紹介するように、
信用買残を見ている“プロたち”=機関投資家の視点を知ることが極めて重要なのです。
株価が下がり含み損になってしまい、損切りすべきか迷っている!そんな方はこちらの記事をチェック!!※損切りのタイミングや株価が危ない状況を解説しています!!
信用買残は機関に監視されている!!
プロは“信用買残急増銘柄”を見逃さない
個人投資家が「チャンスだ!」と思って買いに入るタイミング。
それは往々にして、機関投資家が“狩り場”として注目している瞬間でもあります。
彼らは、以下のような情報を毎日チェックしています:
- 信用買残の増減データ
- 信用倍率の推移
- 株価のトレンドと需給のバランス
なぜそんなに注視しているのか?
それは――
「個人がどこで買って、どこで苦しんでいるか」が手に取るように分かるからです。
信用買残が多い=“売り仕掛けのポイント”
信用買残が多いということは、そこに大量のロスカット予備軍がいるということ。
→つまり株価が上がっても信用勢が早く返済しないと…という気持ちで売るためなかなか株価が上抜けしにくく、そこに機関の空売りが加わり上がるどころかどんどん下がっていくのが想像できますよね…
機関投資家は以下のような戦略を取ります:
- 信用買残が膨らんできた銘柄を監視
- チャートの重要な支持線付近で空売りを仕掛ける
- 個人のロスカットを引き起こして一気に下落させる
- 急落後に安値で買い戻して利益確定
これにより、個人投資家は“買った直後に下がる”という最悪の体験をすることになります。
個人は“情報の後追い”になりやすい
個人投資家は、「人気ランキング」や「急騰銘柄特集」などを見て後追いで参入することが多いです。
しかし、そうした情報が表に出たとき、
すでに機関投資家は売り仕込みを始めていることも珍しくありません。
つまり、
信用買残が急増している=みんな買ってる!→じゃあ自分も!
という考えは、プロにとっては“絶好のターゲット”になるのです。
こうした状況を回避するには、
信用買残の状況だけでなく、その後ろにいる“売り手の存在”にも目を向ける必要があります。
次のセクションでは、逆に**「信用買残がどうなったら買いのチャンスになるのか?」**を解説していきます。
信用買残がどうなったら買いなの?
信用買残が多い=危険という話をしてきましたが、
逆に言えば、信用買残の“整理”が進んだ銘柄にはチャンスも潜んでいます。
では、どういった状態になれば「買い」判断がしやすくなるのでしょうか?
信用倍率の改善がカギ!
まず注目すべきなのが信用倍率(=信用買残 ÷ 信用売残)。
この数値が**高すぎると需給が悪い(=買い方が多すぎる)**状態です。
しかし、
- 高かった倍率が徐々に下がってきている
- 買残が減少し、売残が増えている
といった変化が見られた場合、それは
👉 需給が整理されてきているサイン。
つまり、含み損の買い玉が投げられて、いわゆる「弱い買い」が抜け始めている可能性があります。
→損切りされ信用買いが減ってきている→中長期の株主の割合が上がる→損切りが減る→株価が下がりにくい状態になる!!
チャート上のトレンド転換にも注目
信用残の整理が進んだあとに、
株価が**明確にトレンド転換(高値・安値の切り上げ)**してきたタイミングは狙い目。
- 出来高を伴って上昇し始めた
- 移動平均線を上抜けた
- MACDやRSIなども上向き
といったテクニカルの裏付けがあれば、
「信用残も整理されたし、買っても比較的安全な位置」と判断しやすくなります。
“売り圧力の枯渇”は最大の好材料
信用買残が整理されている=“売り手”が減っている状態。
ここで新規の買いが入れば、売りを吸収する必要がないので株価は素直に上がりやすいです。
加えて、信用倍率が1倍以下に近づいているような銘柄では、
逆に**空売りの買い戻し(ショートカバー)**が株価を押し上げる材料にもなります。
つまり、買い時は“信用残が減ってきたとき”
買いが多すぎる=まだ危ない。
買いが減ってきた=そろそろ底かも。
この視点を持つだけで、
他の個人投資家より一歩先のタイミングで動けるようになります。
まとめ:信用買残の動きで“やられる人”と“勝つ人”が分かれる
信用買残が急増している銘柄に飛びつくのは、
まさに“情報弱者”の典型パターン。
「みんなが買ってる=チャンス!」ではなく、
「みんなが買ってる=罠かもしれない」と疑う視点を持つことで、
機関投資家の売り仕掛けに巻き込まれずに済みます。
これから信用残を味方にするためにすべきこと
- ✅ 毎日、信用買残・売残の推移をチェックする
- ✅ 信用倍率の変化に注目する(買い残が減り、売り残が増えているか)
- ✅ チャートと需給の両面から“買っても良いタイミング”を見極める
- ✅ 情報に踊らされず、冷静に“裏”を読む
こうした習慣を身につけることで、
“狩られる側”から“勝ち残る側”へと変われるのです。
おすすめツール:松井証券の「株価ボード」
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あなたの投資判断は、信用残の読み方で変わります。
“誰が買ってるか”ではなく、“誰が売ってくるか”を読める投資家になりましょう。
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